国内ゲレンデはもう卒業?スノーボード好きなら一度は行きたい海外の魅力と、忘れられない旅の作り方
いつも滑り慣れた国内のゲレンデも、もちろん最高に楽しいですよね。でも、もしあなたが「もっと広い世界を見てみたい」「これまでとは違う、特別な体験をしてみたい」と感じているなら、海外スノーボードの旅が、その答えかもしれません。
今回は、僕自身の経験も交えながら、海外でしか味わえないスノーボードの魅力と、その夢を現実にするための具体的な方法について、じっくりお話ししたいと思います。
なぜ、スノーボーダーは海外を目指すのか?
国内にも素晴らしいスキー場はたくさんあります。北海道のパウダーは世界に誇れる雪質ですし、白馬の大自然も魅力に溢れています。それでも、多くのスノーボーダーが海外に憧れるのは、そこに「圧倒的な非日常」があるからです。
1. 想像をはるかに超える「雪質」と「スケール」
海外、特に北米やニュージーランドの雪質は、まさに別格です。カナダのウィスラーやバンフ、アメリカのコロラド州やユタ州には、雪の結晶一つ一つがはっきりと見える、極上のパウダースノーが降り積もります。その軽くて乾いた雪の上を滑る感覚は、まるで雲の上を滑っているかのよう。一度でも体験したら、その感覚は忘れられません。
さらに驚かされるのが、ゲレンデの広さです。日本のスキー場がいくつか集まったくらいのスケールが、一つのリゾートに凝縮されています。広大なオープンバーン、手つかずのツリーラン、そしてどこまでも続くロングコース。何日滑っても、全てを滑り尽くすのは不可能に感じるほどです。
2. リゾート全体が「スノーボードのテーマパーク」
海外のスノーリゾートは、単なるスキー場ではありません。そこには、スノーボードを楽しむための全てが揃っています。初心者から上級者まで、誰もが楽しめるように設計されたパークやハーフパイプ、まるで天然のハーフパイプのような地形、そして、バックカントリーツアーの拠点となる山々。
一日中パークでトリックの練習に励む人もいれば、パウダーを求めてツリーランに挑む人もいます。朝から晩まで、それぞれのスタイルでスノーボードを満喫できる。まさに「スノーボードのテーマパーク」なんです。
3. 世界中の仲間と出会える「特別な体験」
海外のリゾートには、世界中からスノーボードを愛する人々が集まります。リフトの上で、カフェで、パブで、ふとした瞬間に始まる会話。言葉の壁を越えて、スノーボードという共通の趣味でつながる瞬間は、忘れられない思い出になります。
僕自身、海外でたくさんの仲間と出会い、彼らから刺激を受けてきました。新しいライディングスタイルを教わったり、ローカルしか知らない秘密のスポットに連れて行ってもらったり。こうした出会いが、スノーボードの楽しさを何倍にも広げてくれます。
夢の海外スノーボードを実現するために必要なこと
「海外に行ってみたいけど、ハードルが高い…」そう感じていませんか?でも、心配はいりません。少しの準備と勇気があれば、誰でも夢の海外トリップは実現できます。
1. 目的地と時期を決める
まずは行きたい場所を絞り込みましょう。
• 北米(カナダ・アメリカ):
• 特徴: 極上のパウダースノー、広大なスケール、整備されたパーク
• おすすめの時期: 1月下旬〜3月上旬(最も降雪量が多い時期)
• ヨーロッパ(フランス・スイス・オーストリア):
• 特徴: 絶景のアルプス、洗練されたリゾート、グルメも楽しめる
• おすすめの時期: 2月〜3月(雪質が安定し、天候も良い時期)
• 南半球(ニュージーランド・オーストラリア):
• 特徴: 雄大な自然、夏に滑れる
• おすすめの時期: 7月下旬〜9月上旬(日本の夏休みを利用して楽しめる)
初心者なら、英語が通じやすく、整備の行き届いたカナダのウィスラーやバンフがおすすめです。
2. ツアーか個人手配かを選ぶ
予算やスタイルに合わせて、旅のスタイルを決めましょう。
• ツアー:
• メリット: 航空券、ホテル、送迎、リフト券、場合によってはガイドまで、全てがセットになっているため、手間いらずで安心。
• デメリット: 自由度が低い、個人手配より割高になる場合も。
• 個人手配:
• メリット: 自由な日程とプランを組める、予算を抑えることも可能。
• デメリット: 全て自分で手配する必要があるため、手間と英語力が必要。
初めての海外なら、まずはツアーを利用するのが賢明です。最近は、現地の日本人ガイドがサポートしてくれるツアーも増えており、安心して楽しめます。
3. 準備を万全にする
• 荷物: スノーボード用品は、レンタルすることも可能ですが、自分の板やブーツ、ウェアを持っていくのがおすすめです。特にブーツは、自分の足に合ったものを持っていくことで、より快適に滑ることができます。ウェアは、日本のものより、より保温性が高く、防水性の高いものが海外の環境には適しています。
• 海外旅行保険: 予想外の怪我やトラブルに備えて、海外旅行保険は必ず加入しましょう。
• E-TICKETS(電子航空券)と予約確認書: 全ての予約確認書を印刷し、手元に持っておくことが重要です。
最高の旅にするための僕からのアドバイス
僕が20年以上のスノーボード経験の中で学んだ、最高の旅にするためのアドバイスをいくつかお伝えします。
1. 無理のないスケジュールを組む
海外旅行では、移動だけでもかなりの時間がかかります。初日から無理に滑りに行くのではなく、到着日はゆっくり体を休め、翌日から滑り始めるのがおすすめです。
2. 現地の情報に耳を傾ける
現地のローカルやガイドは、その日のベストな滑り方を熟知しています。「今日はツリーランが良い」「明日は〇〇のコースが最高だ」など、貴重な情報を教えてもらい、最高のコンディションで滑りましょう。
3. 何よりも安全第一
どんなに最高の雪や景色が目の前にあっても、安全を最優先に行動しましょう。バックカントリーに挑戦する際は、必ず現地のガイドを雇うか、経験者と一緒に。万が一に備え、ビーコンやプローブ、シャベルなどの装備も忘れずに。
さあ、海外に出かけよう!
スノーボードは、単なるスポーツではなく、心を豊かにしてくれる旅です。僕が先天性の心臓疾患を抱えながらも、このスポーツに情熱を注ぎ続けてこられたのは、スノーボードがいつも新しい景色、新しい出会いを与えてくれたからです。
それは、国内のゲレンデで基礎を学んだ日々も、プロとして世界を転戦した日々も、そして今も変わらず、僕の人生の大きな一部です。
「いつか海外で滑ってみたい」というあなたの思いは、きっと最高の体験となって、あなたの人生に彩りを与えてくれるはずです。
このブログを読んで、少しでも海外スノーボードに興味が湧いてくれたら嬉しいです。さあ、次の冬は、あなたのスノーボードの旅を、もう一段階上のレベルへと引き上げてみませんか?
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