FS5−0ストールは、メインスタンスでコーピングに向かい、フロントサイド方向に体を開きながら5−0ストールするトリックです。最初はストールをかけること、アウトする事が少し難しいトリックですがランプでの基本的なトリックになるのでしっかり練習しておきましょう。
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FS5-0ストール
FS5-0ストールのコツ
・コーピングに近づいたら前の肩を開きながらノーズをあげる。
コーピングに向かう時は、前の肩を少し開きながら滑ると良いですよ。なぜならば、進行方向に向かって前の肩を開く事により、上半身がコーピングと並行気味になります。この事を上半身と下半身のローテーションと呼ぶのですが、しっかりとローテーションする事により、視界が開けるのでコーピングをしっかりと見ながらストールする事が出来るようになります。また、前の肩を開く事により、上りのRに体を合わせる事が出来るのでスムーズにRを登る事も出来ます。
・トラックは奥までしっかりとかける。
BS5−0ストールはかかと側のウィールでコーピングを捉えるようにストールしますが、FS5−0のストールはしっかり奥までかかるようにストールしましょう。もしも。奥までかけられずに、つま先側でストールしてしまうと、コーピング上でバランスを保つことが難しくなります。ですので、上体はプラットホームに乗り上げるつもりでトラックはしっかりと奥までかかる様にしましょう。
・アウトは前の肩を開きながら後ろ足爪先のウィールがコーピングに引っかからない様にアウトする。
FS5−0ストールの難しい所は、アウトです。この時になぜ難しいのかと言うと、一気にデッキを90度返してアウトしないと爪先側のウィールがコーピングに引っかかってしまいます。そうなると、デッキはコーピングに引っかかってしまい、体はボトム側に倒れてしまい転んでしまう事になります。ですので、アウトの時はかかと側に重心をしっかりとかけて、爪先側のウィールが、コーピングに引っかからない様に注意して、躊躇なくデッキを返してアウトする様にしましょう。
練習の注意点
練習する時に注意する事は
・FS5−0ストールをかける時のスピードは、プラットホームに体を乗り上げる事が出来る位のスピードを保つ事。
・しっかりと奥までストールをかけて、コーピングの上で安定させる事。
・アウトはしっかりと後ろ足のかかと部分に重心をかけて、爪先側のウィールがコーピングに引っかからない様に注意する事。
オススメの練習方法
アウトだけ先に練習する方法がオススメです。FS5−0ストールをかける事も最初は難しいのですが、一番怖くて難しいのはアウトです。ですので、コーピングの上にデッキを置いて、その上に立ちアウトだけ先に練習してから一連の練習すると良いと思います。アウトする時に誰手を持って誰かにサポートしてもらうのも良い顔しれませんね。
まとめ
FS5−0ストールの難しい所はアウトです。背中側にアウトするので少しブラインドする所があるのも怖さの理由かもしれません。しかし、FS5−0ストールが出来る様になると、grindしたりそのほかにも沢山のトリックに応用する事が出来るトリックです。ぜひ練習して習得しておきましょう。