先日、見事に左肩鎖関節脱臼をメイクしました。結構痛かったし、見た目もちょっとエグいので、当初はビビってましたが、病院にて診察してもらい色々教えてもらい、現在、怪我から4週間が経過しました。まだ、痛いは痛いのですが大部よくなって来た気がしています。
怪我はしないのが一番ですが、スノーボード、スケートボードなどで多い怪我のようですので、今回は、自分の経験も踏まえ、肩鎖関節脱臼についてご紹介していきたいと思います。
スノーボードでよくある怪我。肩鎖関節脱臼を先日見事にメイクしました☆その一部始終をご紹介します。
・肩鎖関節脱臼とは
肩鎖関節は鎖骨と肩甲骨の間の関節です。
この関節の安定性は肩鎖靱帯(肩峰と鎖骨の間)、烏口鎖骨靱帯(烏口突起と鎖骨の間)、三角筋・僧帽筋(鎖骨の外側につく筋肉)により保たれています。
柔道・ラクビーなどのコンタクトスポーツやバイク・自転車事故、作業中の転落・転倒などで肩の外側を強く打ちつけることにより、これらの靱帯・筋肉がいたみ肩鎖関節がずれます。関節のずれの程度・方向により捻挫、亜脱臼、脱臼に分類されます。
症状
(亜脱臼):
肩鎖靱帯が断裂し、烏口鎖骨靱帯は部分的に傷んでいますが、三角筋・僧帽筋は正常です。X線では関節の隙間が拡大し鎖骨の端がやや上にずれています。
(脱臼):
肩鎖靱帯、烏口鎖骨靱帯ともに断裂しています。三角筋・僧帽筋は鎖骨の端からはずれていることが多いです。X線では鎖骨の端が完全に上にずれています。
*一般社団法人 日本骨折治療学会HP引用
・怪我した状況
怪我した状況は、スケートボードをやる気になった4歳の娘と一緒に、手を繋ぎながら仲良くプッシュしている時に突然起こりました。娘が転びそうになったので、怪我させないように、かばう形で抱きかかえたまま左肩から転び、肩鎖関節がそのまま脱臼してしまった。。。というなんとも情けない状況でした。。。
・救急外来では
最初は、肩が脱臼したのかと思い自分で入れようとしたのですが、肩ではなく鎖骨だったので、どうにもならずに、そのまま救急外来に。コロナ渦のこんな時期に。。。とも思いながら、どうにもならなかったので診察してもらいました。
救急外来なので、肩の怪我である為か3時間位待たされましたが、レントゲンを撮ってもらい整形外科医の先生に診察してもらいました。
・今回の治療方法
肩鎖関節脱臼には、
三角巾やテーピングによる固定を2~3週間行います。その後、肩関節周囲の筋肉に負担をかけないようにして肩関節の動きをよくする練習を開始します。肩関節の動きがよくなれば筋力の回復訓練を行います。2ヵ月間は重量物の持ち上げやコンタクトスポーツは禁止です。と言う保存療法と、
完全脱臼は手術が必要です。
手術は傷んだ靱帯・筋肉を修復し脱臼した関節を整復するのが目的です。手術の方法は色々あり各医療機関の得意な方法で手術をしています。
手術治療方法が取られるとの事でした。
女性の場合は見た目が気になり手術する方もいるようなのですが、今回の僕の場合、先生の診断は、保存療法での治療という事でした。
三角筋と、ラクビクルバンドというバンドで固定する。入浴時は外してOKだが、就寝時も固定する事。3週間後、バンド使わなくてもよくなり、少しずつ動かして大丈夫だけど、重いものを持つのは禁止。と言う治療方法でした。
・完治には
最初に先生に言われたのが、完治には4~6週間との事でした。痛みなどが残るケースもあるようで、その時は手術する事もあるとの事。完治には時間はかかる怪我みたいですね。
・今後のリハビリの予定
まずは、バンドを外して少しずつ肩関節を稼働させて行くリハビリをするようです。重いものはしばらく持たずにと言う事でした。
・まとめ
基本、僕自身あまり怪我しないのですが、久々の怪我でしたね。しかも、自分で滑って喰らった怪我ではなく、娘をかばう為に怪我をしてしまったと言うなんとも言えない情けなさで。。。唯一救われたと思う事は、娘に怪我なく、スケートボードが楽しくなり、また滑りたいとニコニコしていた事が唯一の救いでしたね。生命保険もお見舞金が支給可能との事なので、診断書等用意して請求して見た感じです。ヨコノリストである以上、保険の加入は必要ですね。
どうしても、スノーボードやスケートボードには怪我が付き物なのでね。しょうがない事だと思います。
怪我した瞬間、サーフィン出来なくなったら。。。って事が一番最初に頭によぎりましたね。
でも、片腕なくてもプロサーファーで活躍するバサニーファミルトンもいるしな。なんて無理やりポジティブに考えたりもしたりして(^ ^)
肩鎖関節脱臼。結構痛いですが、時間が経てば、私生活にに支障がない程度には回復する怪我のようです。
今日は、スノーボードやスケートボードでよくあると言われる怪我。肩鎖関節脱臼について、経験を踏まえてご紹介しました。
皆さんも、怪我のないように。もし怪我してしまった時には参考にしてもらえると嬉しいです!