スノーボード 誰でもできるオフトレ 筋トレ☆(上達につながる筋トレ3種類)

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こんにちは!yoshiです。

スノーボーダーって、『滑らないときは何か他のトレーニングしているんですか?』なんて質問されることがあります。スノーボードは、ご存知の通りシーズンスポーツです。残念ですが、海外に行かない限り一年の約半分はオフシーズンになってしまいます。しかし、滑ることのできない期間をどの様に過ごすかで、シーズン中の充実や技術的な成長、怪我や事故のリスクなどを避けることにもつながるのではないでしょうか。オフトレには色々な方法がありますが、誰でも簡単に始められるし、体の基本的な能力を上げる事ができる方法。それが『筋トレ』です。スノーボードで役立つ筋トレを続けていれば雪山に上がった時、『気持ちはまだ滑りたいけどスタミナ不足で。。。』とか『疲れによってコントロールを失って事故や怪我をしてしまった。。。』なんてことも防ぐことが出来るのではないかと思います。さらに筋力アップによって今までできなかったトリックもできるようになったり、スキルアップも十分に期待出来ると思いますよ。今日はスノーボードの視点に立った上達や怪我を防ぐための、筋トレの知識をご紹介したいと思います。

・筋肉トレーニングの基本知識

誰でもそうだと思いますが、トレーニングをするならば効率的に行いたいですよね。そこで、筋トレをはじめるにあたり筋肉の基礎知識をご紹介したいと思います。これは僕がスピードスケートアスリート時代、ナショナルチームに在籍していた時や大学時代(国士舘大学 体育学部 体育学科 卒)に勉強した知識です。この知識を語りはじめると奥が深くて永遠に語り続けてしまいそうなので、今日は簡単にわかりやすくご紹介して行きたいと思います。まず、筋トレを行う頻度についてです。筋トレはやればやるだけ良いと言うモノではありません。やり過ぎ、かといって休み過ぎも効率よく質の良い筋肉を作り上げることはできません。気合いを入れて毎日ハードなトレーニングを続けても効果は期待できませんし、オーバートレーニングと言われる状態になります。疲労の回復期にトレーニングをしても最高のパフォーマンスは期待できません。筋トレでは筋肉を一度壊すことによって筋繊維が傷ついた状態になります。その状態が回復しないままトレーニングを続けると、筋繊維がずっと傷ついた状態となって筋肉は強くも大きくもなりません。さらに肉離れや関節など痛めてしまう可能性もあり怪我をしてしまうリスクにもなります。一度壊れてしまった筋肉を修復して回復する事が必要になります。筋トレを再開するタイミングですが、筋肉の部類にもよりますが、およそ、48時間~72時間が必要であるとされています。この筋肉が修復して回復するとトレーニング前よりも筋肉の繊維の量が上昇する現象『超回復』が起こります。回復した直後に前回のトレーニング時よりも筋肉レベルが上がっているタイミングでトレーニングを再開すれば、以前よりも大きなパフォーマンスを発揮することができると言うメカニズムになっています。つまり、同じ筋トレを行うならば23日置きに実施するのがベストということになります。(個人差もあるので、基本は23日置きのペースで実施し、体力、体調、筋肉痛の状態に合わせて無理なく続けるようにしましょう)

・スノーボードに必要な筋肉とは。

次にスノーボードに必要な筋トレとして、どこの筋肉を鍛えたら良いのか考えて行きましょう。

・下半身(スノーボードに力を伝えるための筋力)

スノーボードの基本的な動きの中にターンや止まる動作があります。この時、主に使われている筋肉は下半身の筋肉ではないでしょうか?また、、オーリーや、ボードプレス、ジャンプの着地などでも下半身を中心に力を入れる動作が多いと思います。ですので、太ももやお尻などの下半身の筋トレを重点的に行うことが必要になると思います。

・体幹(滑走時、体の安定を保つための筋力)

しかし、下半身の筋力が強いスノーボーダーが上手いかと言えば、必ずしもそうではありません。スノーボードは全身を使って滑ります。プロやライダーの滑りを見れば違いがよくわかると思いますが、もの凄いスピードで滑っているのに、全く力みがなくリラックスして滑っている様に見えますよね。これは、上手に全身の力を使うことで、力を入れっぱなしで滑るのではなく抜くところは抜いて滑っているからです。これはよく言われる、加重と抜重の動きになるのですが、これは次の機会にご説明することにして。下半身の筋力ばかりに頼り滑っていては、ネクストレベルのライディングはできないんですよね。なので、体幹を鍛えることも必要になります。体幹が強くなることで、体の軸をどの様な状況においてもコントロールする事が出来る様になり、安定したライディングが出来る様になりますよ。

補足

体幹とは筋肉の場所を示す意味の言葉です。
肩から腰の胴体部分を示し、体の前面・背面・骨も含まれます。

・インナーマッスル(バランス力)

インナーマッスルは言葉の通り筋肉の名称ではなく体の内側にある筋肉です。
主に体の深層部に存在しています。もちろん目には見えないですし、外側から触ることもできません。インナーマッスルは関節を固定する役割がメインになります。このインナーマッスルを鍛えることは、スノーボードのライディング時に大変役に立つんですよね。なぜならは、インナーマッスルを鍛えれば体を回転させるなど動作を補助する能力がアップし、正確な動きができるようになるからです。バランス力がアップしこれまで耐えられなかったスピードでのターンやジャンプでのランディングもメイクすることができるようになると思います。

・まとめ

いかかでしたか?スノーボードって思っているよりも運動量が多く、体全身の筋肉を使って運動している事がおわかりいただけたのではないでしょうか。下半身、上半身、体の内部の筋肉、すべて必要になってくると思います。ただ強いだけの筋肉ではなく、バランスや柔軟性も必要です。オフの期間に何もしないで滑りに行くのとしっかりとしたトレーニングを積み重ねて行くのでは、毎日の積み重ねは大変ですが、後に大きな差になってくるのではないかと思います。上達のため、怪我や事故予防のためにもしっかりとトレーニングをしてよりスノーボードを楽しめると良いですよね。

 

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