スノーボードバックカントリーの魅力☆(必要な知識、準備、持ち物)

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こんにちは!yoshiです。

近頃、スノーボードの人気カテゴリーにバックカントリーやサイドカントリーと言った整備されていない不整地を滑るスノーボードが人気になっています。これはまさしくスノーボードの本質に回帰している現象の様にも感じますね。今でもパークやビッグキッカー、パイプ、ストリートなどのカテゴリーも人気ですがスノーボードの歴史が40年以上たった今スノーボーダー達は、もう一度本質をしっかり見つめてスノーボードを楽しんでいるのではないでしょうか。僕も大好きなバックカントリー。日本の山も大好きですが、あの広大なフィールドでのスノーボードを求めて海外にも良く滑りに行っています。今日は誰もが憧れるバックカントリーの魅力を皆さんにも経験してもらいたいな。と思い知識やリスク、持ち物などをご紹介していきたいと思います。

・バックカントリーの魅力とは

スノーボードバックカントリーの魅力は何と言っても雪山本来の地形を楽しんで滑る事が出来る。これに尽きると思いますね。そこには誰も滑っていないオープンバーンでノートラックの斜面や普段では見る事のできない大自然そのままの姿が広がっています。バックカントリーにはこのフィールドに立ってみないと感じる事のできない感動が味わえる所に、誰もが魅了されるのかもしれませんね。

・バックカントリーに必要な知識

  バックカントリーのリスクについて

バックカントリーには楽しい事ばかりではありません。沢山のリスクも伴います。そのリスクをいくつかご紹介したいと思います。まず遭難する可能性、雪崩に巻き込まれる危険性、ライディングミスによる怪我の危険性、などがあげられます。大自然の中では予期せぬ出来事が沢山起こります。さっきまで雲一つない晴天だったのに10分後には全く何も見えないほどホワイトアウトしてしまったり、曇っていたのに急に晴れて気温が上がり雪崩が起きてしまったり、地形も一定ではないので、なだらかな斜面かと思ったらいきなり崖になっていたり、岩や切り株などが雪に埋まってて知らずに引っ掛り転倒。。。なんてことも普通に起こってしまいます。軽い怪我で済めば良いですが、最悪の場合は死に至ることも少なくありません。残念ですが毎年バックカントリーでの事故が起きてしまい、命を落としてしまう人も少なくありません。

・バックカントリーに必要な準備

・ある程度のスキルを身につける事

バックカントリーではゲレンデの様に整備されていないフィールドを滑走するためある程度の滑走技術が必要になります。急斜面や新雪での滑走能力、障害物を避ける事ができるボードコントロール等をしっかり身につけてからバックカントリーに向かいましょう。

・バックカントリーに適したウエアー

バックカントリーには服装の準備も大切です。大自然の中では何が起こるかわかりません。一番怖いのは体温を奪われる事だと思います。これにより命に関わる事故も起き兼ねません。インナーもシャツなどでは無く体に密着した汗や熱などをしっかりと発汗してくれる素材のものを選びましょう。また風も体温を奪う要因になります。風を通さないウエアーを用意しておきましょう。

基本は

ファーストレイヤー(肌に密着して汗や熱をコントロールする素材)

セカンドレイヤー(風を通さない素材)

サードレイヤー(フリースなどの保温効果のある素材)

アウター(ウエアーなどの撥水機能のある素材)

マイナス20度以下の場所ではダウンなどをさらに着る。

・体調管理

体調管理も必須です。大自然は時として最高の経験を与えてくれますが、それと同時に決して甘いものではありません。標高も高くなり普段感じる事のない酸素の薄さを経験することもありますし、そんな中でスノーボードをするわけですから体力もいつも以上に必要になります決して前日に飲みすぎた。。。なんて事のない様にしっかり準備をしておきましょう。もしも体調が優れない時は、中止する勇気もバックカントリーのスキルの一つです。無理のない様に楽しみましょう。

・ガイドをつける事

ガイドをつけることも必要です。初めてのフィールドでどんな地形かわからない時に教えてもらえるし、数日前までの天候がどうであったかなどを知っていれば雪崩のリスクからも回避できる事があります。万が一、怪我やトラブルがあった際に山のプロに助けてもらわなければ大きな事故にもなり兼ねません。一人でバックカントリーに行くのは自殺行為の他なりません。しっかりプロのガイドに案内してもらいましょう。ベテランの方でも必ずバディーをつけましょう。

・バックカントリーに必要な持ち物

・バックパック

これは荷物を持っていくために必要なアイテムです。選び方のコツはしっかりと体に密着する機能があるものを選んでください。体にしっかり固定されていないと滑走時に滑りにくくなってしまします。また用量の多いバッグを選ぶと良いでしょう。

・ビーコン

ビーコンとは、簡単に説明すると雪崩埋没時の救助活動のために作られたバッテリーで駆動する小型の機械です。雪崩に巻き込まれた時に見つけてもらうため、また巻き込まれた仲間を探すために必要なアイテムです。使わない事が望ましいですが万が一のために必ず携帯しましょう。

・ショベル

雪崩にうもってしまった仲間を掘り出すのに欠かせないのはショベルです。雪質チェックや雪洞作り、ジャンプ台製作などにも使います。ショベルの柄を取り外してリュックの中に入れておくのが一般的です。

・スノーシュー

スノーシューは「西洋かんじき(ワカン)」とも呼ばれる、雪の上を歩くための道具です。雪上での浮力が高く、坂もスイスイ上り降りする事ができます。これがないと山の奥に入っていく事は難しいのでバックカントリーには必要なアイテムになります。

・まとめ

いかかでしたでしょうか。

今日はバックカントリーについての知識や準備、必要なアイテムなどをご紹介してきました。バックカントリーは最高の経験や感動を私たちに与えてくれます。ですがそれと同様に命に関わるリスクを伴う事もおわかりいただけたのではないでしょうか?誰もが憧れるスノーボードの本質であるバックカントリー。正しい知識と準備を怠らずに楽しんでみてはいかかでしょうか。

 

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