こんにちは。yoshiです。
スノーボードは『若者のスポーツ』とイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。確かにスノーボードが、オリンピック種目になってから、スノーボードと言えば、ハーフパイプやスロープスタイル、ビックサイズのストレートジャンプをイメージしてしまうと思います。しかしこれらのカテゴリーは、スノーボードのほんの一部でしかありません。本来の楽しみ方としては、『自然の中で思いっきり滑る』これがスノーボードの醍醐味なのではないかと思います。ですので、スノーボードを初めるのに年齢は関係ないですし、楽しむ事は全然可能です。では『どの様に初めて、どの様に楽しめば良いのか?』今日は、この辺りについてご紹介して行きたいと思います。
・スノーボード 40代50代からの初め方
実は、40代、50代のおよそ15%前後の方が、スノーボードを経験した事があるそうです。確かに90年代後半には、日本でも爆発的なブームになっていたので経験した事がある人も多いのかもしれません。しかし、年齢を重ねるごとに体力のピークは過ぎていきます。そんな僕も含めた40代50代の人が、これからスノーボードを初める為に必要な、道具や練習方法、アフタースノーの楽しみ方などをご紹介して行きたいと思います。
この記事は、40代50代の方に向けて書いています。またパークやパイプなどをガンガン攻めるタイプのスノーボードスタイルではなく、雪山を思いっきり滑る目的でスノーボードを楽しみたい方に向けて書いています。少しでもこの情報がお役に立てると幸いです。
・道具の選び方
・ボード
まずは、スノーボードの選び方からご紹介していきましょう。現在は、スノーボードの開発進化により、より簡単にスノーボードをコントロール出来るボードが沢山開発されています。形状も沢山あるのですが、40代50代の皆さんに、僕がお勧めするボードは、スタンダードなキャンバー形状の少し柔らか目のボードです。出来ればツイン形状ではなく、ディレクショナル形状で、更に出来るだけ軽いボードをお勧めします。なぜならば、パークやパイプをガンガン攻める楽しみ方を望むのであれば、また違ったボードをチョイスする必要があると思いますが、フリーランを目的としたスノーボードを楽しむのであれば、コントロールのしやすい直進安定性に優れた疲れにくいボードが一番良いのではないかと考えるからです。滑走性も考慮して、ソールの素材も少しグレードの高いモデルを検討しても良いでしょう。
・ブーツ
ブーツは、スノーボードを楽しむ為に、かなり重要なアイテムになります。サイズや足の形に合わなければ、一日中痛い思いをしてしまい、全くスノーボードが楽しくなくなってしまいます。足に合わないブーツは、上達の妨げにもなると考えられるので、必ず自分の足に合ったブーツを選びましょう。またスノーボードを滑る時には、スノーボードソックスを使用すると思います。ソックスが少し厚くなりますので、通常の靴のサイズより少し余裕のあるサイズを選びましょう。硬さもミディアムフレックス(中間)からソフトフレックス(柔らかめ)をチョイスするのが良いでしょう。1日履いていても、足が痛くならない、疲れにくいブーツを選んでください。
・バインディング
バインディングにも様々なタイプの種類が販売されていますが、ブーツ同様にあまり固くないホールド感の強過ぎないタイプのバインディングを選ぶと良いでしょう。硬くてホールド感の強いバインディングは、高速滑走時に安定感とダイレクトに力をボードに伝えてくれるメリットがありますが、足首の可動域を少なくしてしまい、ボードコントロールの技術が必要になるのと共に、体力も必要になりすぐに疲労してしまうと言うデメリットもあります。楽しんで滑る事が目的のスノーボードであればミディアムフレックスの少し可動域のあるバインディングをチョイスするのが良いでしょう。
・ウエアー
スノーボードのウエアーは、非現実的を売りにしている事も多く、実生活ではなかなか着る事の無いような現実離れしたカラーや柄の物が多いかもしれません。これはこれで良いと思いますが、正直少し恥ずかしく感じる事もあるでしょう。ですので僕のお勧めは、デザインも大切ですが、機能性を重視してチョイスする事をお勧めします。必要な機能は耐水性やパウダーガードなどの機能を装備したウエアーが良いでしょう。カラーに関しては、原色も良いですが、落ち着いたアースカラーなどもおすすめです。柄物は毎年流行りがありますが、アースカラーのウエアーであれば、あまり流行り廃りがないので40代50代の方におすすめです。
・練習方法
それでは練習方法についてご紹介していきましょう。周りにベテランスノーボーダーがいるのであればその方に教えてもらうのも良いでしょう。しかし、全くの初めてであれば、スノーボードスクールに入る事をお勧めします。現在どこのスノーボードスクールも経験の蓄積によるしっかりとしたプログラムの元にオペレーション化されていて、インストラクターの質も昔に比べればかなり高くなっています。スノーボードには楽しいばかりではなく怪我をしてしまう事や事故に繋がってしまう事も残念ながらあります。スノーボードスクールでは、このような事が起きないようにしっかりと丁寧に教えてくれると思います。ですので、一人でリフトに乗れるようになるまでは、スノーボードスクールにお世話になる事をお勧めします。
・アフタースノーの楽しみ方
40代50代のスノーボードの楽しみ方は、ゲレンデで滑る事だけではありません。アフタースノーは、温泉に入るのも良いですし、地元の美味しい食事やお酒などを楽しむのも良いでしょう。スノーボーダーだから雪を求めて行動する。必然的にずっと旅をしている事になりますよね。旅は、新しい事を学べたり、刺激を受けたり、文化に触れる事がで出来たり、人を成長させてくれる『アプリ』なのではないかと思います。僕自身もスノーボード旅をする事で成長させてもらったし、まだまだ知らない世界も沢山あります。これがまたスノーボードの楽しみ方の一つでもあると思います。この応用編は、海外スノーボードに繋がっていくのですが、詳しくはまた違う記事でご紹介したいと思います。このアフタースノーの楽しみ方が非常に大切になるかもしれませんね。個々の楽しみ方を探してみてはいかかでしょうか。
・まとめ
今日は、『スノーボード40代50代からの初め方』についてご紹介してきました。最近僕は40代半ばに差しかかり、考え方が変わってきました。それは、30代後半から40代になった頃はもうこんな歳だしなんて思っていましたが、40歳を過ぎてからそれは違うんだ。と思ったのです。『もう40代ではなくてまだ40代なんだ』って。確かに若い頃と同じようには出来ない事もありますが、40代50代だからこそ出来る事の方が多いのではないかと考える様になりました。楽しみ方も同じだと思います。スノーボードの楽しみ方もまだまだ僕の知らない楽しみ方があるのかもしれません。ですので、年齢は関係なく人生を楽しむ為にも、スノーボードに挑戦してみてはいかがでしょうか。