こんにちは。yoshiです。スノーボードには色々な種類の競技種目が存在します。近年はスノーボードもオリンピック種目になったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。僕も現役時代競技者として、ハーフパイプとビックエアーに出場していました。フリースタイル以外にもボーダークロスやアルペンなどの競技種目があります。今日はスノーボードの競技種目について詳しくご紹介していきたいと思います。
・スノーボード 競技種目のまとめ
スノーボードの競技種目は、大きく分けて3つのカテゴリーに分ける事が出来ます。フリースタイル・スノーボードクロス・アルペンです。それでは、各カテゴリーごとにご紹介していきたいと思います。
・フリースタイル
・スロープスタイル
スロープスタイルは、コースの中にキッカーやジブセクションを設置して、このセクションを使って競技をします。コースは、大会ごとに違うコースが設置されます。ジブセクションの数やキッカーの数も大会ごとに変わります。競技のジャッジ方法は、完成度、難易度、安定性、全体の構成などをジャッジします。セクションを使わなかったり、着地でミスをしたりすると減点されてしまいます。一つ一つのセクションでトリックの完成度が必要になるの競技ですので、高得点を得るには、総合滑走能力が必要となる種目です。
・ビッグエアー
ストレートジャンプとも呼ばれる種目。スロープスタイルとの違いは、ジブセクションがなく、ジャンプもひとつのビックキッカーを使用します。ジャッジの方法は、技の難度、完成度、飛距離などをジャッジします。高得点を狙うためには、スイッチスタンスからのテイクオフでスイッチスタンスでのランディングが難易度が高いと評価されます。一回のジャンプでジャッジされますので、より完成度の高い空中姿勢とランディング技術が必要になります。
・ハーフパイプ
ハーフパイプは、筒を半分にした形状のコースを5~6ヒットしながら滑走して競います。ジャッジの方法は、技の構成、高さ、安定感、完成度でジャッジされます。高得点を得るために必要な事は、エアーの高さが一番大切になってきます。何故ならば、高さを出してトリックをする事が、一番リスクがあると考えられているからです。どんなに高回転のトリックをメイクしたとしても、高さがないトリックでは、なかなか評価されるのが難しくなります。ハーフパイプ競技で一番大切なのは、高さのある滑りになります。
・スノーボードクロス
スノーボードクロスは、バンクやウェーブ、キッカーなどを設置したコースに、4~6人で同時にスタートして順位を争う競技です。接触や転倒が多い事も特徴です。レースの駆け引きも必要となりますが、先頭の方が接触に巻き込まれる可能性が低いので有利とされています。したがって、スタートが大きな勝敗のカギを握っているとも言えるでしょう。スタートから最初のセクションの滑り方が大切になります。
・アルペン
アルペン競技はフリースタイルとは違い、タイムを競う競技です。スタートからゴールまで一番早く滑る事が出来れば勝利する事ができます。
・スラローム
スラロームはアルペン競技の中では最も距離が短い種目になります。旗門の間隔も短く、細かいターンの技術が必要となる種目です。
・ジャイアントスラローム
スラロームと比べると、滑走距離も旗門の間隔も長くなり、比較的に大きなターンの技術が必要とされる種目です。アルペン競技の基本となる種目とも言われています。
・スーパージャイアントスラローム
ジャイアントスラロームよりコースが長くなります。旗門は少なくなりますが、高速での滑走能力が必要となる種目です。見ていてもかなりスピードが早いので、迫力もすごく感じます。
・ダウンヒル
純粋に速さを競い合う種目です。コースも長く1000m近くの距離を滑走します。時速も100kmを超える事もあるので、超高速での滑走技術が必要になります。
・パラレル
パラレルは、同時に二人の選手が滑走してどちらが早く滑る事が出来るかを競います。見ていてもわかりやすいので非常に面白い種目です。
スノーボード競技に興味を持たれた方はこちら
・まとめ
今日は、スノーボード競技についてまとめて見ました。90年代後半には、スノーボードブームが起こり、コンテストも沢山開催されていましたが、スノーボード人口減少により、残念ながら最近では、コンテストの開催数も減少してしまっています。しかしスノーボード競技は、見るのも勿論楽しいですが、自分がコンテストに参加する事によって新たな目標が出来ますし、スキルも経験も成長する事が出来ると思います。最初は公式試合に参加するにはハードルが高いと思う方でも、地域のローカルコンテストから参加して見るのも悪くないと思いますよ。また違ったスノーボードの楽しみ方が増えると思います。ぜひチャレンジして見てはいかがでしょうか。