スノーボード ☆カタログに書いてあるフレックス表記があてにならない理由

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9月に入ると、シーズンに向けて道具選びを始めるスノーボーダーも多いのではないでしょうか。カタログ号を見たりしながらシーズンに向けて、少しずつ準備を始める時期ですよね。そんなカタログによく書いてある、

このボードのフレックスは、7 (やや硬め)

なんて表記を見た事ありますよね。

『今年はちょっと硬めのボードがが欲しいから、フレックス7って書いてあるし、このモデルが良いかな!』なんてボードを選んでいる方っていますか?

聞いてみると、結構多いみたいなんですよね。それって、結構ヤバいかもです。

早速ですが、今日のテーマの結論です。

この表記ってハッキリ言ってあてにならないので、

『ふぅーん。』位に考えた方が良いですよ!

ってお話をして行きたいと思います。

カタログに書いてあるフレックスの表記があてにならない理由

そもそも、ボードのフレックス表記って、1つの数字で表す事って、本当は正確な説明にならないんですよね。なぜなら、多くのスノーボードが、ノーズ、真ん中、テールで硬さを変えたりして、ターンのしやすいボードにしたり、高速滑走性のあるボードにしたり、、安定感のあるボードにしたりと、ボードの場所によってフレックスを変えて作られているからなんですよね。ここは奥が深いのですが、ボードの作りから見ても、1つの数字の表記では、正確なフレックス(硬さ)の説明にはなっていないんですよね。

・ブランド毎にコンセプトも作りも中身違うから

例えば、

フリーライディングをコンセプトにしたボード。

パークスタイルを重視したボード。

パウダーを重視したボード。

があるとします。

ボードのコンセプトが違えば、作り方も変わってくるし、勿論ボードのフレックスも変わってきますよね。コアの素材も、木の種類によって、しなり方が全く変わってきますし、カーボンなどで作ったボードでは、更にフレックスの実際の強度や滑った時の感じ方も全然違うボードになります。これも1つの数字の表記では、ボードのフレックスを表わせない理由の1つだと思います。

・そもそも基準が定まっていない

そもそも、スノーボードのフレックスの基準が決まっていない所にも矛盾が生まれてしまうんですよね。聞いた話だと、車のパーツとかだと、硬さの基準は正確に決まっているようで、この素材はこの強度ならこう、みたいに表記が正確なんだと聞きました。スノーボードのコアの素材も違えば基準が無いのだからフレックス表記も当てにならないってことになりますよね。

・体格や体重によって硬さの感じ方が変わるから

スノーボードのフレックスって、滑り手の体格や体重によっても変わってきますよね。レディースモデルを大柄なメンズが乗れば、フレックス表記8でもおそらく柔らかく感じると思うんですよね。この逆も言えるだろうし、滑り手によってボードのフレックスの感じ方が変わってきてしまいます。ですので、カタログのフレックス表記だけでは、ボードのフレックスを正確に認識するのはやはり難しいですよね。

まとめ

今日は、カタログに書いてあるフレックスの表記があてにならない理由について、いくつかあげて見ました。この話って、もう20年前位から、メーカーや物作りしている人から聞いた事があった話で、僕も昔っからあまり意味無いのに、なんで毎年書いてあるんだろう?って思っていた内容を記事にして見ました。初心者は柔らかめのフレックスのボードが良いですよ!みたいな情報が実際はほとんどなのですが、本当は、体格や滑りにあったフレックスのボードを選択する事が、スノーボードを楽しむ、上達する為に必要なのだと思いますよ!



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