スノーボード 上達しないスノーボーダーの特徴と解決方法☆(中級者編)

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気がつけばスノーボード歴が20年を超えました。様々な、カテゴリーやジャンルのスノーボードを経験し、様々な立場でスノーボードに携わってきました。そんな経験から、今日はスノーボードが上達しない、上達が止まってしまっている。そんなスノーボーダーの特徴や解決方法をご紹介していきたいと思います。

スノーボード 上達しないスノーボーダーの特徴と解決方法☆(中級者編)

この記事は、スノーボード中級者に向けて書いています。斜面を選ぶ事なく滑走出来て、ジャンプやパークなどにも入れる様になったレベルのスノーボーダーで、もう何年も滑っているのに、中々上達する事が出来ない。何故、自分は上達する事が出来ないのか?などと感じているスノーボーダーに向けて書いています。スノーボードにはスキルも経験も完璧やゴールなど終わりはありません。常に上達出来る、追い求めるのがスノーボードの楽しさでもあります。この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。

(結論)

スノーボード中級者が上達しない理由は、気持ち良さを優先してしまうからです。

何故、スノーボード中級者の上達が止まってしまうのか?

スノーボード中級者になれば、どこでも滑れる様になり、ある程度のスピードやボードのコントロールが出来る様になっていると思います。技術的な事を意識しなくても、ある程度楽しむ事が出来ると思います。この、『技術的な事を意識しなくても楽しむ事が出来る』事が、スノーボードの上達を止めてしまう事になると考えられます。


・誰もいない朝一のグルーミングバーンでの直滑降。
・20cm位の新雪パウダー。
・何も考えずに飛べる大きさのジャンプでのストレートエアー。
などなど

これ、全て何も考えないで滑れるし、気持ちい良いいスノーボードですよね。もちろんスノーボードだから楽しくて気持ち良くって良いんです。当たり前なんです。ですが、これが上達を止めてしまう原因になるんですよね。。。

今の自分よりも上達する方法

では、どうすれば上達する事が出来るのでしょうか。上達に必要な事はスノーボードのスキルアップですよね。スキルアップとは、ボードコントロール、エッジコントロール、ポディショニング、等々だと思います。この技術的なスノーボードをもう一度考えながら滑走する事が上達する為に最も必要になります。

わかりやすくフリーランで例えて見ましょう。

誰もいない朝一のグルーミングバーンで何も考えずに気持ち良く直滑降する事は誰にでも出来ます。ですがこの時に、ボードコントロールを意識して、エッジの使い方やターンの大きさ、重心移動、加重、抜重等を考えながら滑った一本では。。どうでしょう?同じ一本でもスノーボードの内容は全く変わってきますよね。これはあくまで1日の始まりのウォーミングアップの一部に過ぎない一本の滑走です。これが1日を通して、あらゆるカテゴリーで行われたとすれば、間違いなく新し技術を取得する事が出来て間違いなく上達する事が出来ると思います。

中級者が上達する事は、実はそんなに難しい事ではないと思います。何故ならば、基本的な技術は持っているわけですから、考えながら工夫して応用すれば良いだけだからです。

このちょっとの差が、上達する事が出来るか、出来ないかの違いになってくるのではないかと考えます。

この考え方を実践してきた僕と同じ時期に滑っていた友達との差

僕が、スノーボードを始めた時に経験した例を少しご紹介したいと思います。当時の僕は、ハーフパイプをメインに滑っていました。少しエアーターンが出来る様になってきた頃だったと思います。まさしく中級者でした。友達もエアーターンが出来るレベルで技術的な差はほとんど無かったと思います。僕は、いつも神経質なほど考えながら滑っていました。楽しそうに滑っているとは見られない事も多くあったと思います。それに比べ友達は、いつも楽しそうに気持ち良さそうにニコニコしながら滑っていました。パイプだけではなくフリーランも、キッカーも。まさにスノーボーダーそのものです。正直、そんな友達を少し羨ましく思う時もありましたね。その友達からも『yoshiはいつもめんどくさいんだよ。。。考えすぎ。』なんてよく言われていました。まさにその通りだったと思います。ですがその2年後、僕はプロになり更にレベルアップしていく事になります。友達は、プロやライダーを目指す道ではなく別の道に進む事になりました。この『考えて滑る』という事が、いかに技術的上達する上で必要な事であるかという事は、この話からもお分かり頂けると思います。

『考えて滑る』

少しの積み重ねが、大きな差になっていきます。

あくまでスノーボードの技術的な上達に置いてのお話であって、この友達とは、今でも一緒にスノーボードに行きますし、サーフィンも一緒に楽しんでいますよ!技術や経験の差があっても、一緒に楽しめるのがスノーボード良いところ、楽しい所でもありますよね。

まとめ

今日は、スノーボード中級者で上達しないスノーボーダーの特徴と解決方法をご紹介してきました。毎回毎回考えながら滑るのは、もしかしたら難しいし、楽しくなくなってしまうかもしれません。全てのスノーボーダーがプロを目指すわけでもないですからね。しかし、上達した方がスノーボードが楽しくなる事に変わりはありません。もしも今シーズン、少しでも上達したいなと感じている方は、何日かに1日、もしくは1日に何本かでもOKです。テーマを持って考えながら滑ってみてください。そしてこれを継続です。必ずスキルアップ、レベルアップ出来る様になると思いますよ。

 

 




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