夏の時期、海は沢山のサーファーで賑わいますよね。波のコンディションによっては、ポイントパニックになってしまう事も良くあると思います。今日は、混雑したサーフポイントでの対処の方法についてご紹介していきたいと思います。
混雑したサーフポイントでの対処方法
混雑しているサーフポイントでは、どうしても事故やトラブルが起きる事があります。せっかく楽しみたいと思い、海に来ているのにトラブルに巻き込まれてしまっては残念な気持ちになってしまいますよね。混雑しているサーフポイントで、少しでもサーフィンを楽しむ為にはどのような対処方法があるのでしょうか。
(結論)
出来るだけ混雑しているポイントは避ける事が一番です。
ピークを外す
メインのピークから少しインサイドよりのセカンドピークを探して見ましょう。ポイントにもよりますが、競争率がメインピークより下がる事が多く、沢山の波に乗れる場合があります。しかし、注意も必要です。サーフィンのルールは必ず守りましょう。メインピークから乗ってくるサーファーのライディングラインは絶対に邪魔しないように注意してください。波とサーファーの両方をしっかり確認しながらサーフィンするようにしてください。
時間をずらす
時間をずらすのも混雑を避ける有効な方法になります。日の出からの時間や、夕方の日没前の時間などは、混雑を避けてサーフィンする事が出来る場合が多いです。短時間でも混雑していなければ、沢山の波に乗る事が出来、楽しむ事が可能です。
移動する
出来れば混雑したサーフポイントを避けて、他の空いているサーフポイントに移動しましょう。少し波質が悪くても、空いていて沢山の波に乗れた方が、間違いなく楽しいサーフィンが可能です。
混雑したサーフポイントで波を掴む方法
混雑したサーフポイントでも、上手なサーファーは何本も波に乗っているのを見る事がありますよね。30年以上、湘南をホームポイントにしているベテランサーファーに僕も教えてもらった事なのですが、これにはコツがあります。どうしても混雑したサーフポイントでサーフィンする場合の波の掴み方もご紹介していきましょう。
ブレイクポイントを確認する
海に入る前に、岸から必ず波のブレイクポイントを確認します。どの辺りからどのように波がブレイクして崩れて行くのか?をしっかり確認しておきましょう。
ラウンドマークを確認する
海に入ったら、先程確認したブレイクポイントに向かいます。ブレイクポイントに入る事が出来たら、ラウンドマーク(建物や目印などで自分の位置を把握する事)をしっかり確認しましょう。ラウンドマークを確認する事により、流されたり波に乗ってブレイクポイントに戻る時にも同じ場所にラインナップする事が可能になります。この、ブレイクするポイントから出来るだけ動かないようにする事が大切になります。
早めに動く
沖からくるうねりを見つける事が出来たら、出来るだけ早くパドルを始めるようにします。うねりがブレイクするポジションに来るまでに、自分もしっかりとスピードをつけてテイクオフするようにします。何本か波をしっかり見ていれば、大体この辺りからこのスピードでこの方向に波が崩れていく。などわかるようになると思います。それを予想しながら早めに動き始めれば、混雑しているサーフポイントでも波を掴む事が出来るようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。出来るだけ混雑したサーフポイントでのサーフィンは避けたい所ですが、混雑していても波を掴むための方法もご紹介して来ました。人気のサーフポイントや、時期、タイミングによってどうしても混雑してしまうのはしょうがない事だと思いますが、トラブルや事故に遭遇しない為にも少し工夫してサーフィンする事が出来れば、楽しむ事は可能だと思います。次のサーフィンでぜひ、試して見てください。