台風シーズンが近付いて来ると、ソワソワしているサーファーも多いのではないでしょうか?今週末は台風スウェルが届くかも?なんて情報をキャッチするとワクワクしてしまいますよね。それと同時に台風通過時は、一時的に海がクローズアウトする時があります。今日は、このクローズアウトについてご紹介していきたいと思います。
この記事は、初心者サーファーに向けて、クローズアウトの意味や目安などをわかりやすく書いています。海は、時に我々の想像を遥かに超えた力を見せます。簡単に命を奪う事もあります。そんな大事故にならない為にもぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
サーフィンのクローズアウトとは
クローズアウトとは、海のコンディションが、強風で、波のサイズも大きくて、流れが強くてサーフィン出来ない状況の事を表します。海がグチャグチャな状況と考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。
波情報を確認しよう。
海のコンディションを確認する為に、有料波情報を利用する事をお勧めします。何故ならば、有料波サイトの情報提供は、サーフィンのスペシャリストが情報を提供しています。また、初心者に向けてもわかりやすくしっかりと解説してくれています。波情報でクローズアウトと言う情報が出された場合は、初心者は迷わずに海に入るのをやめましょう。
クローズアウトの判断基準は?
これは難しく、安全の基準はサーファーによって変わります。初心者からすれば、腹胸サイズのコンディションでもかなりキツイコンディションに感じるかもしれませんし、このサイズでもサーフィンする事が難しければ、クローズアウトと言っても良いかもしれません。しかし、上級者からしたらお手頃なファンウェーブに感じると思います。またパドリング能力によってもある程度の流れであれば大丈夫なサーファーと、そうではないサーファーでは同じコンディションでも基準が変わってしまいます。明らかにグチャグチャなコンディションで無ければ、クローズアウトの判断基準はサーファーによって変わる事になります。
海に入ってもいいの?
判断基準でもご紹介しましたが、安全の基準はサーファーによって変わります。実際に海を見て、これなら大丈夫と自分で判断出来れば入水も可能ですが、見た目と実際に入水した時のギャップがある時があります。岸から見ていたら、『サイズはなさそうだったけど、入水したら流れが強かった』とか、『スープの力が強くてアウトに出れなかった。』などなど。
サーフィンの経験や海の知識などが少ない初心者のうちは、無理をして入水しサーフィンする事は控えた方が良いでしょう。
まとめ
今日は、クローズアウトの意味や目安などをご紹介しました。楽しいサーフィンですが、いつも危険と隣り合わせという事を忘れずに、謙虚に事故の無い様に楽しみましょう。時には入水を諦める勇気も必要です。