スケートボードがオリンピック種目になってから、スケートボードを初める子供達が増えてきた様に感じる今日この頃。子供と一緒にスケートボードを初める親も増えている様です。そこで、今日は親子でスケートボードを楽しむ為に必要な事を我が家の経験談も踏まえながらご紹介していきたいともいます。
親子でスケートボードを楽しむ為に必要な事
この記事は、これから親子でスケートボードを初めたいと思っている方や、子供が先にスケートボードをしているが、自分も初めてみようかなとお考えの方に向けて書いています。少しでもお役に立てると嬉しいです。
用意するアイテム
まずは用意するアイテムをご紹介します。
スケートボード
子供には、キッズ用のサイズにあったスケートボードを用意してあげましょう。コンプリートでも大丈夫ですが、しっかりとしたスケートボードショップでの購入を強くお勧めします。
プロテクター
プロテクターは必ず用意してあげましょう。スケートボードに転倒は付き物です。衝撃も強いので怪我の予防の為にもプロテクターを着用しましょう。
ヘルメット
ヘルメットも必需品です。予期せぬ転倒で頭を打てば、大きな怪我につながりかねません。必ず着用しましょう。
スケートボードシューズ
スケートボード専用のシューズを用意しましょう。ソールが滑らないゴムの素材でできていたり、そのほかにもスケートボード専用のシューズには、スケートボードに必要な工夫がされています。
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練習する場所
次にスケートボードはどこで練習する事が出来るのでしょうか。
公園やある程度広い空き地
一番気軽に練習できる場所といえば公園や広い空き地でしょう。利用者が多かったり、小さな子どもが遊んでいる時間帯などは危ないですが、人が少ない夜などの時間帯であれば練習をしても問題ないと思いますよ。
スケートパーク
スケートボードの練習場所として一番安全と考えられる場所。それはやはりスケートパークだと思います。ここならば、スケートボードを楽しむ為に作られている場所ですので、気兼ねなく練習が出来ると思います。
路上
スケートボードの練習場所として、良く選ぶ場所の一つに路上があると思います。天気の良い日、路上でプッシュした時に感じる風と足裏に伝わる振動、テールを弾いた時に響くあの音や縁石にトラックがかかった時に擦れるあの音は、やはり気持ち良いですよね。これぞまさにスケートボードの醍醐味。ですが、路上で練習する際には少し注意が必要です。何故ならば、公道は交通量の多い場所でのスケートボードに乗る行為が禁止されているからです。つまり頻繁に自動車や歩行者が通る道でスケートボードに乗っていると交通の妨げになったり、接触事故も起きかねません。流してしまったボードが通行者に当たってしまい怪我をさせてしまう。なんて問題も起きるかもしれないからです。ですので、自分の家の敷地内や私道であれば問題はないでしょう。
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課題を与える
毎回滑る前に、今日はこのトリックを練習してみようよ!と子供に簡単な課題を提供すると良いと思います。沢山の課題ではなく、1~3個位の課題が良いでしょう。更に、難しい課題ではなく、少し練習すれば出来る位の難度の課題を提供します。お手本を見せる事が出来れば最高ですが、出来なければyou tubeなどで検索すれば情報はいくらでも出てくると思います。最初に成功例を見せてあげます。ここからが僕の思う重要な点になるのですが、子供に対して、付きっ切りで教えるのではなく、ある程度の距離感を持って見守る様にしましょう。時々声をかけてあげる程度でOKです。これにより、一人で集中して取り組む能力と、自分で考えて何度もチャレンジする能力を身につける事が出来ます。よく見かける事があるのですが、子供がスケートボードの練習をしている時に、近くで色々な指示を出している親を見かけます。子供ですので、その時は親が応援してくれているから、場合によっては怒られたくないからなどと感じながら滑っている子供もいるかもしれません。その時は少し上手かもしれませんが、前者と後者では成長するにつれて自分で考えて行動しなければならなくなった時に大きな差が出てくるでしょう。スケートボードのプロになったキッズやスノーボードでプロになったキッズを多く見てきましたが、この子たちに共通していることは、自立できている事があげられます。僕が見てきた中で、このキッズ達の親は、何か子供に口出しする事なく、距離感を持って見守っている事が多かったです。一人で集中して取り組む。自分で考えて何度も挑戦する。能力が後に自立して行動できる能力を育てる事になると思います。親が夢中になるのではなく、そっと見守ってあげられる事が必要です。
滑る時間は少なく
滑る時間は、極力少なくする事をお勧めします。確かに練習量が多いに越した事はありませんが、長時間ダラダラと滑る事にあまり意味はありません。子供の集中力にも個人差があるとは思いますが、長時間継続する事は難しいのではないかと思います。集中力が切れてしまえば、怪我のリスクも出てきます。この方法は僕なりの考えがあり、短期で集中して楽しく滑る事が出来れば、怪我等のリスクも少なくなるし、集中力がアップする事が出来る様になります。子供は短い時間の中で、今日はこれを練習しようと考える様になり、集中してスケードボードに取り組みます。さらに、もっと滑りたいと言う気持ちを残しながら終了する事により、次も早く滑りたいと考える様になります。このモチベーションが大切で、毎日毎日楽しくスケートボードしたいというモチベーションをもてるスケーターは確実に上達、成長する事が出来ます。スケートボードの上達には長い期間が必要になります。途中で挫折しない為にも少しずつ継続していく事が大切になります。
我が家の経験談
子供と一緒にスケートボードを楽しむ時に、我が家が気をつけている事は、子供のモチベーションに合わせて一緒に楽しみながら滑るという事です。個人差はあると思いますが、子供は年齢別の時期により、集中力も全く違いますし、モチベーションも、一定に保てない事が多いです。やる気のある日や、全くやる気のない日などケースバイケースで変わります。なんでだろうと?と感じる時もありましたが、これは小学校高学年位になれば自然と落ち着いてきます。長男は3歳位からスケートボードを初めていますが、最初は5分位で飽きてしまった事もありました。しかし、小学生になり集中力もアップしたら、一人で黙々と滑る様になりました。子供の成長のペースに合わせて、一緒に楽しむ事が大切だと考えています。怪我だけしない様に、またルールは必ず守る様に注意して、子供は自由に滑らせてあげる。これが我が家の家族で楽しむスケートボードの方法です。
まとめ
親子でスケートボードを楽しむ為に必要な事をご紹介して来ました。色々な楽しみ方があると思うので、楽しむ方法は沢山あって然りだと思います。その中でもこの記事の内容が参考になれば嬉しいなと思います。子供のペースに合わせて一緒に楽しむ。楽しくなければスケートボードではないと思いますので、みんなが笑顔になれると良いですよね。